暁のヨナ17巻の感想です。
ジェハの番外編のみ未読でしたが、フリーページなど色々読み応えありました。
最新の雑誌含めてがっつりネタバレしていますので、ご注意ください。

暁のヨナの雑誌感想を書いていて、1話ずれているっぽいと思っていましたが100話が人気投票回と覚えていたので、でもあっているよね、どうして?とびみょーに疑問に思っていたこと。
コメント欄で教えていただきましたが、ジェハの番外編をカウントしてずれていたのがいつの間にか訂正されて正しい話数になっていたようですね。教えてくださりありがとうございます。
いい機会なので、今回の感想に合わせて修正いたしました。一応確認できた部分は最新話まで修正済みです。

せっかくの20日ですが、花とゆめの連載はお休み。早速感想いきまーす。

表紙はジェハ、裏にキジャとシンア。18巻の表紙は話の内容的に間違いなくゼノ単独と思われますので、三龍にしたんでしょうね。コメントで三龍は高熱でぐらぐら中とのことです。
※18巻の表紙は初代四龍の可能性もあるかな。緋龍王と一緒に5人の可能性もありますね。

当時の感想はこちらから。

第95話 「他国の少年」

第96話 「黒雲」 

第97話 「答えを探して旅をする」

第98話 「逃げろ」

第99話 「闘いが終わらない」

95話の他国の少年は私の初の原作ヨナの話なのですっごく懐かしかったです。

今回唯一未読だったジェハの番外編「飛べ」の感想行きます。

噂の先代緑龍・ガロウが主役。視点がガロウなので、ジェハの過去編、ガロウ主役という位置づけですかね。
飛ばずにはいられない性を持つ緑龍は代々飛んで能力を使って目立ってしまうようです。

既に幼少期のジェハが鎖に繋がれた生活をしていたのは、情報として出ていたので周知のことですが、シンアと関係は重なる境遇です。
でも青龍の先代のアオと違って、逃げようとするジェハはガロウにお仕置きとして殴られる日々。

ガロウに暴行を受けているジェハですが、もしかしてこれが変態の所以かなぁ。ガロンの暴力を愛情の一つと捉えたと。ヤバイ…ジェハ虐待のギャグシーンを笑えなくなってきました。

俺はクズか

この独白は痛い。

ガロウは27歳でジェハが12歳のため、ガロウ15歳で代替わりとは随分シビアだなぁ。
15歳から自分の死を3、4年後と見据えてジェハの面倒を見てきたんですよね。八つ当たりしたくもなるよね。

ガロウもやはり里から逃げ出しており、緑龍は初代から一定の場所にいられない性格なんだろうな。
でもその代の緑龍が里から逃げ出したとしても、代替わりは里の中なので、結局緑龍としての檻からは逃れられないというのが皮肉だな。

緑龍が逃げ出して、他の地で伴侶を見つけて子供が生まれた場合は次代の緑龍はどっちに生まれるんだろう。
ガロウが15歳という若さで代替わりしたのが里から逃げ出したからと考えると怖すぎる。
ジェハの例があるからそれはないと思うけど、ジェハはヨナという緋龍王の生まれ変わりの代だから例外はあり得るしなぁ。

自由になって行きたい場所も会いたい人もいないという独白がありますが、仲間の三龍に会おうというのは考えなかったのかなと悲しくなります。
お互いを感知できるのに青龍にしても、緑龍にしても結局己の仲間は次代だけというのが寂しすぎる。
会わないようにという掟でもあったのかな。せめて四龍の里同士が連絡取ってればここまで閉塞した里になってない気もする。

アオもガロウも里の人からどんな仕打ちを受けても決してそれを里の人に向けることはなかったというのがやっぱり四龍はみんな優しい性格してますよね。

「僕と行こう、ガロウ。空へ。一緒に飛ぼう」

差し出したジェハの手にガチ泣きしました。殴られた相手に言えるジェハも優しい。

どうかあいつを護ってやってくれというガロウの最期の願いはこの後、ギガン船長に拾われ叶う訳でいい話だった。
先代エピソードはどの話も涙なくは読めませんが、里の人々も一概には責められない状況。この連鎖はヨナが断ち切ることが出来るのかな。

今回、作者様のコメント欄等に突っ込みどころ満載のため、折角なので記事を分けます。